“いのち”の長さは誰が決めるの?新任教師と26人の小学生が挑んだ「ブタを食べる」授業-。卒業までの1年間、真剣に“いのち”と向き合った感動の実話。妻夫木聡が体当たりで教師役に挑む!
ブタを飼って大きくなったら、みんなで食べよう!新米教師の星先生は6年2組の26人の子どもたちと一緒に卒業までの一年間、「食べる約束」で子ブタを飼い始める。しかし毎日世話をする中で芽生えるPちゃんへの愛情。そして迎える卒業式。「食べる、食べない」。クラスを二つにわけた涙の激論の末、26人の子どもたちと星先生が最後に出した“答え”とは?
この物語は大阪の小学校で実際に行われた授業で、テレビドキュメンタリー番組として平成5年に放送されギャラクシー賞奨励賞、動物愛護映画コンクール内閣総理大臣賞を受賞し、大きな反響を集めた。子どもたちが“いのち”や“食”について自ら考える素晴らしい試みとして賞賛される一方で、生命の責任を問う過酷な体験をさせることが、教育の範囲を超えているという批判も浴びた。
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