愛しのハーフ・ムーン
いとしのはーふむーん

マリッジ・ブルーに悩む乙女心を描いた原田美枝子の原作小説を『おくりびと』の滝田洋二郎監督が映画化。伊藤麻衣子、堀江しのぶ(本作公開の翌年逝去)らアイドルたちの瑞々しい演技が光る青春群像劇。

杉野洋子(伊藤麻衣子)はOLの23歳。横山(石黒賢)と石田(嶋大輔)二人の性格の異なる大学時代からの友達がいる。ふたりとも洋子に好意を抱いていたが、洋子は真面目で直情型の横山に魅かれる。そして洋子は昨年横山のプロポーズを承ける。一年後の夏、横山と洋子は結婚式場探しで大忙し。そんな中で洋子は心にふっきれない思いを抱き始める。平凡な男性との結婚は本当に幸福なのだろうかと…。洋子と横山は疲れた足どりでアパートに戻ったが、一方的に体を求め命令口調の横山に怒りを爆発させ洋子は部屋を飛び出してしまう…。

日本
製作:にっかつ/(株)ニューセンチュリープロデューサーズ(NCP)
配給:にっかつ
1987
1987/8/8
カラー/85分/ビスタ・サイズ
日活