OLハンター 女泣かせの指
おーえるはんたー おんななかせのゆび
だれでもいい、わたしを抱いてください!!
背中が熱い、あの指が忘れられない、闇夜の吐息に女は濡れた。
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 今年七月『現役女子大生・下半身FOUCUS』でロマンポルノ監督デビューを果たした北沢幸雄の監督第二弾。ピンク映画の西村昭五郎と評され安定した演出力を誇ってきた北沢が本篇では新人・瀬川智美を起用して前作でやはり新人の杉田かおりを育てたのと同じくどろどろとした女の生理を緻密に描ききっている。
 また瀬川も、まったくの演技初体験ながら、現場の要求によく応え、都会で一人暮らしをするOLの孤独な心情を懸命に好演。
 さて本篇の見せ場は、なんといっても瀬川と武藤の野外セックス。闇に包まれた夜の公園で雨にうたれながら絡みあう男女の姿が、圧倒的迫力のなかにも美しい哀愁を込めて描き出されている。
 さらに、共演として望月まゆみ、北沢組レギュラーの岡田きよみらが演じる大胆ファックシーンも充分にエキサイティングで緊張感に満ちた一篇である。
日本 製作:ローリング21
1986
1986/10/31
カラー/61分/ビスタ・サイズ
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