赤い通り雨
あかいとおりあめ
レイプ!その興奮が激しく――
欲望のざわめきが私のからだを通りすぎる。
風祭ゆき日活ロマンポルノ初主演作品

【解説】(公開当時のプレス資料より)
 一人の女をそれぞれに犯してしまった兄弟。一人はやさしくいたわることによって、一人は、犯し続けることによって女との差を縮めようとする。さる高名な映画に「やさしく嘘を言われるより、惨酷な気持ちで本当のことを言われる方がいい」という会話があったが、この映画はそれをまざまざと見せる。
 レイプされ、序々に娼婦性を曝かれてくる女を、TV・グラビア等で人気の風祭ゆきが演じ、その松坂慶子に似た風貌でロマンポルノに新風を吹き込む。
 監督は一作ごとに時代を切り裂く小原宏裕。
日本
にっかつ
1980
1980/8/2
カラー/65分/ワイド・サイズ
日活ロマンポルノ公式サイト