天使のはらわた 名美
てんしのはらわた なみ
行きずりの欲情に震え<名美>の肌はまた汗に光る─。
人気劇画「天使のはらわた」シリーズ第3弾
 一流女性週刊誌「ザ・ウーマン」の記者、土屋名美(鹿沼えり)は初の企画が通り、男顔負けの取材をしていた。そのテーマは「強姦・その後」。名美は現在ストリッパーをしている蘭(山口美也子)を訪れた。蘭はまだ高校生のとき時に輪姦された─。名美は取材の帰り際にぶつかったサングラスの男がどこか気にかかった。その後、恋人・陽介の部屋にある大出版社の社史にストリップ小屋でぶつかったサングラスの男の顔を見つけた。次に名美は、以前から取材を続けている今は平凡な人妻・良子(水島美奈子)を訪ねる。嫌がる彼女に執拗にカメラを向けると、名美の手をさえぎる者がいた。あのサングラスの男だ。村木哲郎(地井武男)は「実話ショック」というエロ雑誌の記者で、彼も同じ企画を追っていたが、名美の傲慢な取材態度にごうを煮やしていた。名美は、村木の不思議な魅力に興味を持ち、身辺調査を始める。村木は大日本出版の多忙なエリート編集者だった頃、妻が強盗に強姦されてしまい、その日から彼の妻は、その男を家に引き入れ、背徳の情事に耽れ、そのあげく駈け落ちしてしまった。それ以来、村木は身をもち崩し、エロ雑誌の編集者になっていた。だが、その裏には強姦された女性を追い求め、妻を探し出そうとする姿もあった・・・。
日本
日活
1979
1979/7/7
カラー/98分/ワイド・サイズ
日活ロマンポルノ公式サイト