一条さゆり 濡れた欲情
いちじょうさゆり ぬれたよくじょう
伝説のストリッパー・一条さゆりの半生を、本人主演で映画化
【解説】(「生きつづけるロマンポルノ」特集上映より)
 関西ストリップの女王一条さゆりにライバル心を燃やすはるみ。さゆりの引退興行にも出演することになったはるみだったが、ショーが終わったところに警察の手入れが入り…。
 一大センセーションを巻き起こした伝説のストリッパー・一条さゆりの半生を、本人主演で映画化。公開当時、一条が猥褻物陳列罪で最高裁まで争っていた経緯もあり、映画も大ヒットを記録した。 一条さゆりのライバル役にはロマンポルノの“女王”白川和子が扮し、実話を基にした、他のロマンポルノ作品とは異なる味わいを持つ、日活ロマンポルノの名匠・神代辰巳改心の一作。

【解説】(当時のプレス資料より)
 関西ストリップの女王”一条さゆり”に対抗意識を燃やす新人ストリッパーとのドラマで、劇中”一条さゆり”は彼女のおハコともいうべき”花笠お竜””緋牡丹お竜””ローソクショー”などを披露、特に引退興行で逮捕された上演場面も再現。又彼女の私生活をも描く、”一条さゆり”自身の他新人ストリッパーに伊佐山ひろ子、レズショーの踊り子に白川和子、監督もストリッパーの世界を痛烈に描いた”かぶりつき人生”の神代辰巳が当る話題作であり、大阪に長期ロケーションを敢行した日活ロマンポルノの異色作品です。
 
日本
日活
1972
1972/10/7
カラー/69分/ワイド・サイズ/7巻/1898m
日活ロマンポルノ公式サイト