八月はエロスの匂い
はちがつはえろすのにおい
熱風が渚を走り、快いうねりが高なる時……
渇いた唇が愛の極点を襲う!
【解説】(公開当時のプレス資料より)
 若者たちの青春を撮り続けて五年、衝撃の作品「八月の濡れた砂」から一年間の沈黙を破り、初めてロマンポルノを手がける藤田敏八監督が意欲を結集して放つ問題作。
 少年にレジを強奪されたデパートガールが、なぜかその少年の不思議な瞳が忘れられず時間が経過する。ある時、偶然にもその瞳を発見した彼女は、執拗に少年を追う。
 そしてある浜辺で少年を取りおさえた瞬間、彼女の憎悪が快感に昻まり、どちらからともなく求め合うというニューロマンポルノ作品。

日本
日活
1972
1972/8/16
カラー/73分/ワイド・サイズ/7巻/2005m
日活ロマンポルノ公式サイト