谷岡ヤスジのメッタメタ　ガキ道講座

たにおかやすじのめっためたがきどうこうざ

勉強勉強という押し付け生活に嫌気がさしたオラ山家の長男ガキ夫がクーデターを起こし、家庭、学校、職場にスーパーガキぶりを発揮するコミカル破壊劇。

日の丸の旗を立てたムジ鳥の「全国的にアサーッ！」という叫び声でオラ山家の朝がはじまる。ところが朝も早よからモノ凄い夫婦ゲンカ。亭主のダメ次が満足させてくれないので、女房のメタ子がセールマスンから買ったダッチボーイを相手にハフハフしていたのが原因。隣りの子供部屋から覗き見していた長男のガキ夫は、弟のキン太に「男と生まれたからにゃ、でっかくないと女房にまで馬鹿にされるのだ」と自信あり気にニヤリ。「ヨルに近いヒルーッ！」のこと。クラスメートのアサ子達に、雑木材の外れで立小便をしていたところを見られ「ちっちゃーい！」と指さして笑われたガキ夫は、真っ赤になって一目散。自信を持っていただけに大ショック。ポロポロと落ちる涙をぬぐい、汚名を返上しようと決心した－。