夜の最前線 東京(秘)地帶(夜の最前線 東京(秘)地帯)
よるのさいぜんせんとうきょうまるひちたい

“夜の最前線”シリーズ第三弾。上京して知り合った二人の青年がセックスと暴力で女を支配する夜の組織に立ち向う、エロチック娯楽アクション。

信州の田舎で女と喧嘩にかけては一番だった三郎は、自分の腕を試そうと上京する汽車の中で美しい女性・洋子と知り会った。東京に着いた三郎はボクシングジムで喧嘩の腕を試したが、あっさりKOされてしまった。その三郎に声をかけたのが吟一だった。田舎者の三郎は、吟一のたくみな誘いに乗せられ有金を全部取られてしまい、仕返しのためやっとの思いで吟一を捜しあてたが、またも口車にのせられ、歌子という女が経営するマネキンクラブの運転手兼マネージャーとして働かされることになってしまった。デパートに女店員を送り迎えする毎日を過ごしていた三郎は、汽車で知り会った洋子と偶然再会した。会社が倒産し、働き口がないと聞かされた三郎は、歌子に彼女を紹介し、翌日から仕事が出来ることになった。しかし翌日、洋子の前に牧野という男が現れた。以前、彼女の父が交通事故にあった際、牧野が経営するホステス金融から金を借り契約書を書かされていたが、返済しない洋子にホステスとして働いてもらうと言ってきたのだ。牧野の子分からリンチを受け、気を失ってしまった三郎が気づいた時には、洋子の姿はなかった。牧野に脅された歌子は牧野の下で働くことになり、その歌子にクビを言い渡された三郎は、偶然にも吟一に出喰わした。一度ならずも二度まで騙された三郎は吟一を殴り倒し、その上で吟一のポン引の腕を見込んで牧野から洋子を取り戻す手伝いをさせることに…。

日本
製作:新国劇映画 配給:日活
1971
1971/2/6
カラー/83分/シネマスコープ・サイズ/7巻/2266m
日活
【東京都】新宿区(新宿駅東口)