胸にジャックの刺青を彫った男が、女組長の縄張りを守って夜の野獣たちを相手に戦うアクション。ネオン警察シリーズ第二弾。

あるネオン街、ここでは二つの暴力団が絶え間なく勢力争いをしていた。女組長・圭子を頭とする宮園組は、この腐敗した街を統一して争いを終わらせようと、ある男を雇うことにする。それは暗黒街で「ジャックの刺青」という異名をもつ花村だった。花村は勝ち目の薄い縄張り争いには関与したくなかったが、宮園組の若頭である健の漢気に心を許し、結局は引き受けることになった。花村は、対する暴力団・誠心会の息のかかったバーやキャバレーのホステスを引き抜き、組織を潰しにかかった。それを知った誠心会の会長はシマ荒らし専門の一匹狼・結城を花村に差し向ける。