女の警察 乱れ蝶
おんなのけいさつみだれちょう
銀座のホステスをトラブルから守ることから女の警察と呼ばれる男が、女たちを悪の陰謀から救い出す。『無頼』シリーズの小澤啓一のメガホンで描く、小林旭『女の警察』シリーズ最終作。
夜の蝶の引き抜き屋であり、自ら女の警察と自任している篝正秋は、夜の瀬戸内海の船上で、昔の恋人で今はマダムの悠子にめぐり合った。二人はある事情で別れたが、悠子には醍醐という悪人がついていた。醍醐は大掛かりな国際投資で一儲けしようと、外国から来た金持ちやバイヤーに日本の若い娘を斡旋するために密かに女集めをしていた。そのため、篝の世話するホステスたちが何人も行方不明になったり変死するという不思議な事件が続いた。一方、それに絡んで行方不明の姉を探してネオンの世界に入ってきた礼子、篝を探していた則子といったさまざまな女が毒牙にかかった。篝も負傷したが礼子に助けられた。探り続けた篝は醍醐の腹心の黒木と対決せねばならなかった。篝は仲間になった青年の四郎とともに、醍醐の邸宅を襲い、黒木の妹で盲目の洋子を助け出す。
日本
製作:アロー・エンタープライズ 配給:日活
1970
1970/7/11
カラー/86分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2366m
日活
【東京都】中央区(晴海埠頭の埋立地)
【兵庫県】神戸市