斬り込み
きりこみ

川崎を舞台に、一大勢力と弱小組の組織争いが繰り広げられる中で、ある一匹狼が秘めた復讐と執念の刃を抜くアクション・ドラマ。

東京の暴力団を統合して一大勢力となった関東連合会は、隣接する工業都市の川崎にまで触手を伸ばそうとしていた。川崎は郷田組によって平穏を保っていたが、連合会の露骨な挑発が始まり、耐えていた組員の直人たちもとうとうそれに乗っかってしまい、連合会の若者を刺殺してしまった。これを絶好の口実として連合会は川崎に乗り込み、郷田組に傘下に入るよう求めてきた。組の若頭である花井は連合会の幹部たちが集まる宴会場に直人たちを刺客として送り込んだ。しかし、そんな直人たちの前に一人の男が立ちはだかる。庄司新だった。庄司は連合会に自分の組を潰され、郷田宅に身を寄せつつ、復讐の機会を虎視眈々と狙っていたのだった。

日本
製作:日活 配給:日活
1970
1970/3/7
カラー/88分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2450m
日活
【神奈川県】川崎市(川崎競馬場?、川崎競輪場?、川崎港、川崎駅前)/▲競艇場、▲オートレース場