喜劇 大風呂敷(喜劇・大風呂敷)
きげきおおぶろしき

ベトナム帰りの元馬賊が、恋人のために故郷淡路島を買い取ろうとボロイ商売を計画!関西喜劇タレント人気NO.1の藤田まこと主演の日活爆笑喜劇第1弾!

ベトナム戦線の砲撃が止んで四十八時間停戦を迎えたある日、フンドシを頭上にかかげた一人の男が米軍陣地へ駆けこんできた。いままで終戦を知らず、満州の奥地をさまよっていたという男の名は大野馬六。米軍に歓待されたあと、日本人工作隊員の丸太小屋へ案内されると、丁半博打の直最中。博打好きの馬六は早速手を出すと、これがツキにツキまくり、大工の吉三をもうち負かしてしまった。吉三は、博打のカタに娘の友子を馬六の嫁にくれてやると言い出すが、戦斗服に身を包み、鉄砲をかまえた勇ましい姿の友子を一目みた途端、馬六は逃げ出してしまった。休戦が終わり、再び戦斗が始まると、馬六はドサクサにまぎれて輸送船に乗りこみ、こっそり日本へ向った。淡路島で待っている恋人・秋代のことをひたすら祈りながら。瀬戸内海、淡路島―。馬六は上気嫌で故郷の土を踏んだが、やがてフイアンセだったはずの秋代ちゃんが、この島一の醸造元・島野健一と結婚していると聞いてビックリ仰天。母が止めるのもきかず、秋代ちゃんのもとへ走り出していくが-。

日本
製作:日活 配給:日活
1967
1967/9/14
カラー/85分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2314m
日活
【東京都】中央区(銀座通り)
【静岡県】伊東市(川奈ゴルフ場)
【香川県】高松市(高松、競艇場、栗林公園)