投げたダイスが明日を呼ぶ
なげただいすがあすをよぶ

さすらいの賭博師アキラが四国に渡り、鮮やかなダイス捌きと胸のすくような拳銃の早射ちを披露する娯楽アクション大作。ギャンブラーシリーズ第四弾。

ダイス一つに命を賭けて旅から旅を続けるさすらいの賭博師・氷室浩次は、神戸からほど遠い場末の賭博場へ姿を現した。そこでは素人の昭彦が、片岡興業の仕掛けたいかさまダイスに引っ掛かって窮地に追い込まれているところだった。堅気に生きると強く誓っていた氷室だったが、あくどいいかさま賭場を目にして、その黄金の左手がじっとしていなかった。結局、氷室は昭彦に代わって片岡興業の工藤と勝負し、みるみるうちに大金を手にした。その帰り道、大金を取られて怒りにかられた工藤は氷室をライフル銃で狙撃したが、銃弾は逸れて昭彦が身代わりとなって死んでしまった。氷室は昭彦の死を悼み、四国にある昭彦の実家を訪ねた。実家は花園を営んでいたが、土地の権利書を巡り、この一帯を仕切る島野興業から酷い嫌がらせを受けていた。氷室は花園を守るため力を貸すことにする。

日本
製作:日活 配給:日活
1965
1965/2/13
カラー/87分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2359m
日活
【香川県】高松市(宇高国道フェリー、市街、五番町カトリック教会、栗林ボーリング場)/小豆島町(農事試験場小豆島分場)