その人は遠く
(そのひとはとおく)
同居する美しい従姉へ寄せる淡き初恋にも似た少年の憧れ通じ、青春の歓びと悩みを美しく描く純愛ロマン篇。
監督
堀池清
キャスト
細川奈津子=芦川いづみ 井波恵以子=和泉雅子 岡田量介=山内賢/細川承也=下元勉 大沢茂好=井上昭文 岡田久子=小夜福子 細川くに子=小園蓉子 細川叔父=信欣三/井波由江=佐々木すみ江 菊代=堺美紀子 管理人=原恵子 学生=市村博 電報配達人=紀原土耕 由江の情夫=玉村駿太郎/学生=亀山靖博 重盛輝江 学生=林茂朗 藤竜也 菊田一郎 吉川=杉山元
脚本
金子担 青山民雄
音楽
音楽/西山登
主題曲/「オー! チャーリー イズ マイ ダーリン」(スコットランド民謡)
作詞/滝田順 合唱/コーロ・ステルラ
その他スタッフ
原作/藤原審爾(オール読物所載「遠い人」より) 撮影/姫田真佐久 照明/岩木保夫 録音/古山恒夫 美術/中村公彦 編集/丹治睦夫 助監督/橋本裕 製作主任/山野井政則
高校三年生の岡田量介は大学入試を来年に控え、試験勉強に明け暮れている。母一人子一人の静かな生活を破ったのは、遠い親戚で国文科を卒業した才女の奈津子だった。彼女の父親が急死したため、量介の家に来ることになったのだ。奈津子は量介が想像していた以上に美しく、岡田家は花が咲いたように明るくなった。同時に、奈津子のことが気になる量介は勉強に身が入らなくなった。まめまめしく働く奈津子を見て「花嫁修業中だからね」と微笑む母・久子の言葉を聞き、量介は淋しさを感じた。ある日、奈津子が自分で彫ったという鎌倉彫のベン皿をくれた。翌日、量介はお礼に奈津子を東京見物に連れていき、二人は楽しい時間を過ごした。やがて試験シーズンとなり、合格発表の朝、奈津子のもとへ親せきから縁談話が届いた。量介は悲しくなり、大学合格も嬉しくなかった。しかし奈津子の縁談はまとまり、大沢という大学教授と秋に結婚した。翌年の夏、量介は奈津子が幸福か自分の目でたしかめるため、大阪にある大沢と奈津子の新居を訪ねた。大沢に甘える奈津子の姿をみて、いたたまれぬ気持で帰京した量介を新たな悲しみが襲った。デパートへ買い物にいった久子が心臓麻痺で倒れたところを、車が撥ねたのだ…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1963
公開年月日:1963/10/27
上映時間ほか:モノクロ/83分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2252m
© 日活

ロケ地

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