紅の拳銃
くれないのけんじゅう

狼のごとき非情の殺し屋や暗黒街に跳梁する悪徳ボスに、変幻自在のガンさばきで挑戦する熱血・赤木圭一郎の拳銃映画決定版!

クラブ「銀の城」片隅に坐っていた石岡は、酒をあおっているニヒルな男を見て、“俺が探していたのはこの男だ”とつぶやいた。石岡はかつて射撃の名手だったが、戦争で右腕を失ってからは悪の世界に飛び込み、命知らずの男を殺し屋に仕立ててボスに売りこんでいた。殺し屋になることをあっさり引受けた中田(赤木圭一郎)は、女給の千加子を襲ったギャングを殴り倒し、その後も射撃の腕に磨きをかけていくのだった…。

日本
製作:日活 配給:日活
1961
1961/2/11
カラー/87分/シネマスコープ・サイズ/8巻/2371m
日活
【東京都】中央区(銀座)/新宿区(神宮外苑) 
【兵庫県】神戸市(神戸港、三ノ宮駅、諏訪山展望台、生田警察署)
※タイトルは原作の「群狼の街」から「殺し屋には墓場がない」に変わり、その後「紅の拳銃」に落ち着いた。
※神戸港では松竹『第三捜査命令』(1961)のロケ隊に鉢合わせしたという。