刑事物語 銃声に浮かぶ顔
けいじものがたりじゅうせいにうかぶかお
刑事物語シリーズ第四弾。長年無事故勤続の誇りに生きる人情老刑事が冷血ボスと復讐鬼の存在を探知するアクション篇。

ここ隅田署では珍しく、陽気な笑いに包まれていた。ベテランの佐藤源造刑事が25年の無事故勤続で警視庁から表彰されることになり、その予行演習がいましもユーモラスに進行中のところ、そこへ帰って来た野村刑事が、昨夜橋の上で轢かれた男が突如病院から姿を消したと報告した。早速捜査のため病院に繰り出した源造刑事は男の遺留物から刑務所帰りの男と推定した。ところがこの足取りの調査で事故を目撃したダルマ船の船頭・光造の聞き込み調査中、ふとした隙に光造の息子・洋一に拳銃を盗まれてしまった。悄然と署長に報告する源造刑事に息子の保郎部長刑事も加わり、姿をくらました洋一の追跡が始まった。

日本
製作:日活 配給:日活
1960
1960/4/9
モノクロ/4巻/1448m/53分/シネマスコープ・サイズ
日活
【東京都】葛飾区(東京拘置所)/台東区(上野駅・構内、同・ホーム、上野聚楽前俯瞰実景、アメ横、上野広小路、隅田川)/江東区(深川付近の隅田川堤)/千代田区(神田)/新宿区(地下鉄丸ノ内線新宿三丁目駅ホーム、神宮球場・外回廊、聖徳記念絵画館前)
【神奈川県】横浜市(山下町・横浜アメリカ文化センター隣接のゼブラクラブ前、ホテルニューグランド)