祈るひと
(いのるひと)
『佳人』『絶唱』の名匠・滝沢英輔監督が「若い女性」に連載された田宮虎彦の小説を映画化。女の幸福の行方を、流麗のタッチで描いた純愛巨篇。
監督
滝沢英輔
キャスト
三沢吉枝=月丘夢路 三沢暁子=芦川いづみ/庫木申一郎=金子信雄 蓮池弘志=小高雄二 佐々木教授=宇野重吉/赤木秀夫=沢本忠雄 白石ミツ=香月美奈子 三沢恭介=下元勉 三沢浩介=信欣三/薄井常子=細川ちか子 佐々木夫人=高野由美 三沢たか子=東恵美子 清水看護婦=奈良岡朋子 白石三次=近藤宏 小久保先生=内藤武敏/佐々木篤=木浦佑三 西島喜代=高田敏江 村上理津子=阪口美奈子 上山和子=清水まゆみ(新人) 岩中健一=河合健二 婆や・アヤ=紅沢葉子/福田トヨ 葵真木子 潮京以子 鏑木はるな 家政婦・小西=原恵子 堺美紀子 西島良二=杉幸彦 雪丘恵介/渡のり子 速水脩二 畑野知子=久木登紀子 森島冨美子 暁子の十才=尾川幸子 ミツの十才=内野しげみ 喜代の十才=大平愛子 谷川玲子
脚本
三木克巳
音楽
佐藤勝 
その他スタッフ
原作/田宮虎彦 撮影/横山実 照明/高島正博 録音/神谷正和 美術/松山崇 編集/辻井正則 助監督/鍛冶昇 製作主任/中井景 スクリプター/堀北昌子
女の幸福は結婚によって得られるもの。しかし、結婚したからといって必ずしも幸せになるとは限らない…。三沢暁子が蓮池弘志との見合いをためらっていたのは、そうした結婚への疑問が心に深く根を下していたからだ。亡き父・恭介は有能な国文学者だったが、妻や娘に優しい言葉や思いやりをかけることのない冷たい男だった。物心つくようになると、暁子は父母の間に吹く冷たい風に気づいた。母の女としての悲劇を淋しく思っていた暁子は、父と母のような結婚ならしたくないと考えていた。ある日曜日、暁子は母・吉枝の友人・薄井常子の勧める蓮池と見合いをした。食事をし、映画を観ると「明日の正午ここで会おう」と言うなり、蓮池は返事も待たずに去ってしまった。母と常子は彼を男性的だとほめたが、晩子は好意を持てなかった。翌日、暁子は蓮池と会わずに幼友達の喜代を訪ねると、ミツも来ていた。三人は戦争中疎開した房州での仲良しで、幸代は西島と、ミツは漁師の三次と結婚していた。暁子は幸福な結婚生活を送っている喜代とミツをみて嬉しく思い、羨ましくも思った。その夜、暁子を責めにやってきた蓮池に「約束はしていない」と伝えたところ怒って帰ってしまったが、暁子はそんな連池に益々好意が持てなくなった。暁子は、父の友人・国文学者の佐々木篤の助手をしていた。ある日、教授と一緒に書類整理をしていると、生前の父の写真や随筆などが出て来た。そこには、にこやかな明るい表情の、暁子の知らない別の父の姿があった…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1959
公開年月日:1959/2/11
上映時間ほか:モノクロ/97分/シネマスコープ・サイズ/11巻/2667m
© 日活

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