愛情と生活のトラブルを若い人達のモラルで解決する物語。石坂洋次郎の原作を、石原裕次郎と芦川いづみの初共演で映画化した珠玉の名作。監督は『陽のあたる坂道』等の名匠・田坂具隆。
波風ひとつない平穏な家庭で過ごしていると信じきっていた女子大生・桑原ゆみ子(芦川いづみ)は、友人から父に若い愛人がいることを聞かされ愕然とする。しかもあろうことか、愛人には父の子供までいるという。翌日、愛人である相沢とも子(新珠三千代)の家を訪ねたゆみ子は、留守のとも子の代わりに弟の宗雄(石原裕次郎)に出会い、父ととも子が本当に愛し合っていることを知るのだった…。