沙羅の花の峠
(しゃらのはなのとうげ)
無医村に展開される心温まる挿話を素朴な人間愛を中心に描きながら、無医村の実態を広く社会に提示しようとする山村聰脚本・監督の野心作。
監督
山村聰
キャスト
榊原軍之進=山村聰 竹中俊子=南田洋子/野口三郎=宍戸錠 清二=牧眞介 ナミ=河上敬子 岡本房子=芦川いづみ/幸助=畑中蓼坡 井上医師=武田正憲 岡野=大森義夫 権三=小笠原章二郎 部落会長=浜村純 山田晴生 久保春二 八字髭=平田未喜三 峰尾滋/岡本茂=中西清二 林英五郎=田口計 林邦夫=野口一雄 加原武門 伊丹慶治 坂井一郎 上原一二 新家の喜三=久松晃 井東柳晴/清一郎=河野弘 衣笠一夫 中野伝吉=黒田剛 山之辺閃 澄川透 小泉郁之助 北浜久 イシ=利根司郎 幸田宗丸/柴田のオッカァ=田中筆子 お種=紅沢葉子 戸田春子 伝吉の母=三好久子 眸瑠璃子 田中敬子 佐々木けい子 浅沼譽子/山本かほる キヌ=谷和子 福田とよ 三船明子 志茂明子 真下治子 滝川まゆみ 加藤温子 津田はる子/ お咲=利根はる恵 清水将夫 おろく婆=東山千栄子
脚本
山村聰
音楽
土肥泰 
その他スタッフ
原作/原案=三好十郎 撮影/中尾駿一郎 照明/河野愛三 録音/沼倉範夫 美術/高田一郎 編集/辻井正則 助監督/中平康 製作主任/中井景 スクリプター/君塚みね子
女子大生・竹中俊子、大学生・野口三郎、岡本茂と妹・房子、小学校教官・林英五郎と弟・邦夫たち6名は、気の合った幼な友達。二年越しの望みが叶いキャンプ旅行にやって来た彼らが、鮮やかな花を咲かせた沙羅の大木がそびえたつ峠に到着したのは、二日目のことだった。眼下にみえる二十軒足らずの村では、子供達が樽神輿をかついで騒いでいる。この村で、彼等6名にとって忘れがたい事件が起きた。子供達の神輿騒ぎが突如静まると、腹痛を起こした太助という少年がのたうち廻っていた。医者のいないこの村では祈祷師と妙な薬が唯一の救けだが、太助の痛みはますます募るとみえ、唸り声をあげている。訝しがって峠から降りて来た6名はこの有様に驚き、病院のインターンである俊子が急性盲腸炎と診断。医者を呼ぶよう説明しても、村民達は彼女をヨソ者呼ばわりして相手にしない。しかし、ますます病状が悪化する太助を前に、村人のひとり清二は、三郎、茂、邦夫たちと医者を呼びにでかけた。医者がいるという村をめざし、彼らは三手に分かれて医者を探す。一方で、俊子の説得により、村人は太助を戸板にのせて沙羅の木のある峠まで運んだ。しかし、医者がいるという村では、ろれつが回らない医者だったり、留守だったり、あるいは医者のいない村だったりと医者が中々見つからなかったのだが、時折急病人の診察をする榊原軍之進という風変わりな元軍医がいることを知った三郎と邦夫は、彼のいる中野伝吉の家に赴いた…。
製作国:日本 製作:日活
配給:日活
製作年:1955
公開年月日:1955/10/11
上映時間ほか:モノクロ/113分/スタンダード・サイズ/12巻/3533m
© 日活

ロケ地

【埼玉県】秩父
【栃木県】

ピックアップサイト Pickup site