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「生きつづけるロマンポルノ」小沼監督本出版&谷ナオミさん登壇決定!

日活創立100周年記念 特別企画として「日活ロマンポルノ」の特集上映が、5月12日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー。 (上映作品決定のニュースはコチラ))
ユーロスペースでは3名の選者による選定作品32タイトル(発表済)、曾根中生監督の劇場未公開作「白昼の女狩り」と、リクエスト投票の作品を含め、全34作品の上映が決定。
うち、22作品がニュープリントでの上映となります。

この本特集上映の直前に、日活ロマンポルノを代表する監督(神代、曽根、田中、小沼)の一人であり、ロマンポルノ初期から終焉までを支えた鬼才・小沼勝監督が、自らの人生と日活ロマンポルノについて綴った書籍を発売することが決定しました!
さらに、小沼監督作品のクイーン・谷ナオミさんが、5月20日の上映回の舞台挨拶に登壇することも決定!
谷ナオミさんは、昨年、フランスでの日活ロマンポルノ特集上映の際にパリへ招待され舞台挨拶し、このたび凱旋舞台挨拶となります。

小沼監督とは?
『花と蛇』、『生贄夫人』、『箱の中の女 処女いけにえ』などの日活ロマンポルノ作品で知られる映画監督。ロマンポルノの傑作を数々生み出し、神代辰巳、曾根中生、田中登に並ぶ巨匠として、世界的に評価が高い。

小沼勝 著 『わが人生 わが日活ロマンポルノ』 に関して
本書は小沼勝が書き下ろした自伝であり、まぎれもない日活ロマンポルノ伝である。 2012年は日活創立100周年。〈日活ロマンポルノ〉という最後のプログラム・ピクチュアは世界的にみても特異な日本映画の一大シリーズであり、フランス〈ヌーヴェル・ヴァーグ〉に匹敵する一大ムーブメントであるが、意外にも総括的な書籍は無かった。監督生活をほぼロマンポルノとともに送った唯一の監督である小沼勝による本書は、自伝的でありながら、日活ロマンポルノの世界、その誕生と終焉、生みだされた作品群の魅力を生き生きと描いた内容である。 今回の「生きつづけるロマンポルノ」特集上映を記念しての刊行となる。

谷ナオミ氏による 舞台挨拶詳細
日程:5月20日(日)
時間:『生贄夫人』16:45の回 『花芯の刺青 熟れた壷』18:45の回 上映終了後
登壇者:谷ナオミ (予定)

今回の上映に際し、小沼勝監督、谷ナオミ氏 からコメントを頂いておりますので、一部ご紹介いたします。
コメントの全文は、「生きつづけるロマンポルノ」公式フェイスブックページに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
※フェイスブックにログインのうえご覧いただくようになっております。ご了承ください。

小沼勝監督コメント
「ロマンポルノとは女性が主役になる映画です。女と男のラブや、騙し合いや、抗争が描かれますが、最後には女性が笑うか輝く映画を目指してきました。単に男三兄弟だったからだけでなく、女性を庇護し崇拝するのが理想です。それに相応しい役柄(シナリオ)や女優に出会えたり、描くことが出来た時が最高の喜びです。一人でも多くの女性が劇場に足を運ばれることを願ってます。」

谷ナオミ氏コメント
「20代の若い女性から同年代の女性まで、ロマンポルノを見た同性のファンの方々から、『生贄夫人』を見て励まされた、女性として美しくありたいと思った・・・と感想をいただき、逆にエールを送られるような気持ちになります。また、男性からは、今の過激なエロではない色香がロマンポルノにはあった、と言われます。」






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