100周年関連イベント

「生きつづけるロマンポルノ」関連イベント

ユーロスペースほか全国順次公開中の
日活創立100周年記念 特別企画
蓮實重彦、山田宏一、山根貞男が選ぶ愛の革命
「生きつづけるロマンポルノ」






5月12日(土)~6月1日(金)まで上映が行われたユーロスペース(東京都渋谷区)では
様々な関連イベントが行われましたので、その模様をまとめてお知らせします!



●5月10日 女子限定 ロマンポルノ"予習"イベント

 公開に先立ち、女性のお客様限定で
 ・『白い指の戯れ』(72/村川透監督)の上映
 ・ゲスト:辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト)によるトークショー
 が行われました!

 上映作品は辛酸さんのチョイス。
 松田優作主演の「探偵物語」TVシリーズなど数々の大ヒット作を生み出してきた村川透監督のデビュー作で、
 若者の浮遊感や、愛を知ることで強く美しくなっていく女性の姿が見事に描かれた名作です。
 ご覧になったお客様からも、
 「人物を映し、建物等障害物を映し、また人物に戻るというカメラワークに、こちらが覗いているような背徳感を覚えました。
  女優さん、濡れ場になると何倍も綺麗で妖艶になるのでドキドキしました。」(20代・学生)
 「とてもカッコイイ、スタイリッシュな映画で、おもしろかったです。」(20代・自営業)
 などの嬉しい感想をいただきました!

 またトークショーでは、MCの久保玲子さん(映画ライター)と、女性ならではの視点で、
 時に鋭く時に赤裸々なトークが繰り広げられました。詳しいトークショーの模様はこちらをご覧ください!
 

●5月12日 曾根中生監督 舞台挨拶

 公開初日には、数々のロマンポルノ作品を手がけられた曾根中生監督による舞台挨拶が行われました!

 80年代後半に消息を絶って以来20数年ぶりに、昨年の湯布院映画祭に姿を現し話題となっている曾根監督。
 その姿を一目見ようとたくさんのお客様がいらっしゃり、満席立ち見の中での舞台挨拶となりました。

 鈴木清順監督の助監督からどのようにロマンポルノの監督になったか、『(秘)女郎市場』の製作秘話など、
 聞き手の山根貞男さんも初めて知る面白エピソードが満載。詳しい舞台挨拶の模様はこちらをご覧ください!

今回の特集上映では、完成後劇場公開することのなかった曾根中生監督の幻の作品『白昼の女狩り』も初公開されます!


●5月17日 白鳥あかねさんトークショー

女性ながら、スクリプター、脚本家として数々のロマンポルノに携った白鳥あかねさん。!
今回の上映作品『わたしのSEX白書 絶頂度』でも脚本を務め、曾根中生監督らと共に素晴らしい作品を制作されました。

新藤兼人監督のすすめで日活に入社されたエピソードや、なぜスクリプターから脚本家になったのか、
女性ならではの視点でどのようにロマンポルノを描いたか...

 様々なスタッフや役者さんと様々なお仕事をされてきた中での、興味深いお話をたくさん聴くことができました。
詳しい内容はこちらです!


●5月20日 谷ナオミさん、小沼勝監督舞台挨拶

 日曜日には、日活ロマンポルノの巨匠の一人として名高い小沼勝監督、そしてそのミューズとして
 SM作品を中心に数多くの作品に出演され、当時の人々を釘付けにした谷ナオミさんの舞台挨拶が行われました!

 『団鬼六 縄と肌』 を最後に引退された谷さんは、この日のために熊本から上京。
 和服に包まれた、当時と変わらない、いや当時以上になまめかしい姿に、ファンの方々は大喝采です。

 この日上映された『生贄婦人』をはじめ壮絶なSM作品の現場、その中で培った監督と谷さんの信頼関係など
 たっぷりお話を伺うことができました。
 詳しい内容はこちらでご覧ください!

[各地でのイベント報告]
◆横浜ジャック&ベティでトークイベント
   7/7(土)に上映がスタートした横浜ジャック&ベティ でトークイベントが行われました
【日 時】 7/16(月・祝)18:40 『一条さゆり 濡れた欲情』 上映終了後
【ゲスト】 山路徹さん(ジャーナリスト)×亀山早苗さん(フリーライター)の対談
 ⇒詳細:https://www.nikkatsu.com/report/201207/001120.html

ユーロスペースでの上映は終了しましたが、「生きつづけるロマンポルノ」は今後も全国で上映予定です。
詳しくは公式フェイスブックページをチェックしてみてください!
「生きつづけるロマンポルノ」公式フェイスブックページ
「生きつづけるロマンポルノ」公式サイト





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